JFA（日本サッカー協会）は4日、パリ五輪の出場権をかけたU-23アジアカップカタール2024に出場する日本代表メンバー23選手を発表しました。

3月に行われたU-23ウクライナ代表との国際親善試合でゴールを決めた佐藤恵允選手（ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ）と田中聡選手（湘南ベルマーレ）、平河悠（FC町田ゼルビア）をはじめ、FC東京で絶好調の荒木遼太郎選手や松木玖生選手も引き続き選出されています。

1次リーグは4カ国ずつ4組に分かれて総当たりを実施。上位2チームの合計8チームが決勝トーナメントに進出。上位3カ国にパリ五輪の出場権が与えられ、4位はアフリカ勢とのプレーオフに挑みます。グループBに入った日本は韓国、アラブ首長国連邦（UAE）、中国の3か国と対戦します。

大岩剛監督は、代表メンバーを決断したのは「前日の3日夜」とコメント。また中2日で試合を戦う中で「選手にはタフでいてもらわないといけないので、メンタル的にも体力的にも、そしてグループの結束力的にも期待できる選手を選出した」と答えました。

注目すべきは今回最年少で選出された現役大学生の内野航太郎選手。大岩監督は選出理由に関して、「我々のグループでしっかり活躍できる、チームメイトに信頼されると期待をして招集した」と話しました。

日本の初戦は、16日中国と対戦します。

▽以下、AFC U23アジアカップ カタール2024 日本代表メンバー
GK
小久保玲央ブライアン（ベンフィカ/ポルトガル）
山田大樹（鹿島アントラーズ）
野澤大志ブランドン（FC東京）

DF
内野貴史（フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ）
大畑歩夢（浦和レッズ）
西尾隆矢（セレッソ大阪）
木村誠二（サガン鳥栖）
半田陸（ガンバ大阪）
関根大輝（柏レイソル）
鈴木海音（ジュビロ磐田）
高井幸大（川崎フロンターレ）

MF
平河悠（FC町田ゼルビア）
山田楓喜（東京ヴェルディ）
佐藤恵允（ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ）
川崎颯太（京都サンガF.C.）
山本理仁（シントトロイデンVV/ベルギー）
藤田譲瑠チマ（シントトロイデンVV/ベルギー）
田中聡（湘南ベルマーレ）
松木玖生（FC東京）

FW
藤尾翔太（FC町田ゼルビア）
細谷真大（柏レイソル）
荒木遼太郎（FC東京）
内野航太郎（筑波大）