◇プロ野球パ・リーグ オリックスーソフトバンク（19日、京セラドーム）

オリックスとソフトバンクの首位攻防第3戦は、4-5の9回2アウトからオリックスが同点に追いつきました。

リードするソフトバンクは9回、守護神のモイネロ投手をマウンドへ。オリックスは先頭の若月健矢選手が7球粘ってフォアボールを選ぶと、打順は1番に返り福田周平選手。初球、154キロのストレートをレフトへ運びチャンスを作ります。

その後、送りバント失敗と三振で2アウトまで追い込まれますが、ランナー1、2塁で打席には4番・吉田正尚選手。初球のストレートを振りぬいた打球はライト前へ。2塁ランナー福田選手は一気にホームを狙い気迫のヘッドスライディング。土壇場で貴重な1点をもぎ取り、延長戦に持ち込みました。

ソフトバンクの絶対的守護神・モイネロ投手を攻略した吉田選手の一打にSNSでは「これがオリックス最強打者の力じゃああ」「首位攻防はこうでなきゃね」「オリックスの執念えぐすぎる」などのコメントが寄せられています。