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【フィギュア】“りくりゅう” 日本ペア史上初GP2連勝でファイナル出場決定「2人で試合に出られることは心からうれしい」

2022年11月19日 20:19
【フィギュア】“りくりゅう” 日本ペア史上初GP2連勝でファイナル出場決定「2人で試合に出られることは心からうれしい」
GPファイナル出場を確実にした三浦璃来選手と木原龍一選手
◇フィギュアスケートNHK杯 第2日(19日、北海道)

ペアのフリーが行われ、22年世界選手権銀メダルの三浦璃来(りく)選手と木原龍一選手が、フリー137.91点、合計216.16点をマークし、日本ペア史上初となるグランプリシリーズ2連勝を達成。12月にイタリア・トリノで開催される、グランプリファイナル出場を確実にしました。

3回転サルコウや、スロー3回転ルッツで着氷が乱れて減点されましたが、課題としてきた演技終盤のデススパイラルではレベル3を獲得。合計得点は自己ベストを4.14点上回り、会場は大きな拍手に包まれました。

演技後、木原選手は「パーソナルベストをミスがあった中で出せた。それはすごいよかった」と喜びを語りました。

三浦選手は「フリープログラムの練習不足が、今回も出てしまったと感じたんですが、デススパイラルでレベル3をとることができた。それはすごい成長」と、うなずきました。

大会前「2人で滑れることは当たり前じゃない。最後まで感謝して頑張りたい」と、三浦選手への思いを口にしていた木原選手。

「きょうも2人で試合に出られることは心からうれしく思った。余裕があるうちは笑顔が出ていたと思います」と、話しました。

GPファイナルへの意気込みを聞かれた三浦選手は「今回もレベルの取りこぼしがあったので、その見直しと、フリーを重点的に滑り込んでいきたい」とコメント。

木原選手は「残り時間また少ないんですけど、今日見つかった課題を、また修正していきたい」と、力を込めました。