元世界1位ウクライナのフェンシング選手 ロシア選手との握手拒み1回戦で失格もIOCが救済措置
フェンシングウクライナ代表のハルラン選手(写真:AP/アフロ)
◇2023フェンシング世界選手権(7月22日~30日、イタリア・ミラノ)
27日に行われた女子サーブル個人1回戦で、ウクライナのオリガ・ハルラン選手と、中立な立場で出場しているロシアのアンナ・スミルノワ選手が対戦。ハルラン選手が勝利しましたが、試合後の握手を拒んだため、失格となりました。
ハルラン選手は2019年から20年、20年から21年のシーズンなどで世界ランク1位に輝いていて、北京五輪のサーブル団体で金メダル、ロンドン五輪ではサーブル個人で銅メダルを獲得している人気の選手です。
失格となったため、今回の世界選手権でパリ五輪への出場資格を得られなかったハルラン選手。国際フェンシング連盟からは団体競技に出場することは許可されました。
また、28日に自身のインスタグラムにIOCバッハ会長から送られた書簡の写真を掲載。書簡には「今後、パリ五輪への出場資格を得ることができなければ、IOCがその枠を確保する」と書かれていて、バッハ会長の直筆サインも入っています。ハルラン選手はバッハ会長に感謝するとともに、サポートする意思を示してくれたウクライナの人々に感謝の思いをつづりました。
ロシアによるウクライナ侵攻は去年2月に始まりましたが、1年5か月たった今でも続いています。
27日に行われた女子サーブル個人1回戦で、ウクライナのオリガ・ハルラン選手と、中立な立場で出場しているロシアのアンナ・スミルノワ選手が対戦。ハルラン選手が勝利しましたが、試合後の握手を拒んだため、失格となりました。
ハルラン選手は2019年から20年、20年から21年のシーズンなどで世界ランク1位に輝いていて、北京五輪のサーブル団体で金メダル、ロンドン五輪ではサーブル個人で銅メダルを獲得している人気の選手です。
失格となったため、今回の世界選手権でパリ五輪への出場資格を得られなかったハルラン選手。国際フェンシング連盟からは団体競技に出場することは許可されました。
また、28日に自身のインスタグラムにIOCバッハ会長から送られた書簡の写真を掲載。書簡には「今後、パリ五輪への出場資格を得ることができなければ、IOCがその枠を確保する」と書かれていて、バッハ会長の直筆サインも入っています。ハルラン選手はバッハ会長に感謝するとともに、サポートする意思を示してくれたウクライナの人々に感謝の思いをつづりました。
ロシアによるウクライナ侵攻は去年2月に始まりましたが、1年5か月たった今でも続いています。