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中日・福留孝介(45)が引退会見 涙見せず24年間を振り返る「やり残したことはない」

2022年9月9日 6:00
中日・福留孝介(45)が引退会見 涙見せず24年間を振り返る「やり残したことはない」
現役引退を発表した中日の福留孝介選手
プロ野球・中日の福留孝介選手(45)が8日、引退会見を行いました。

ユニホーム姿で登場した福留選手は「寂しさはありますけど、必ず誰しもが通る道だと思いますし、いずれ自分にもこのときが来るのはわかっていたんで、いよいよ来たなというところでしたね」と、引退について話し始めました。

福留選手は1998年に日本生命から中日に逆指名ドラフト1位で入団。これまで首位打者を2回、2006年にはMVPを受賞するなど、数々のタイトルを獲得しました。

そして2008年から米・メジャーリーグに挑戦し5年間プレー。2013年に阪神で日本球界に戻ると、2021年には14年ぶりに中日に復帰。

日本代表としては2006年と2009年のWBCに出場し、日本の大会連覇に大きく貢献しました。

福留選手はこれまでの24年間について「これだけ好きな野球をやらせて頂いて、自分の好きなように生きてきて、本当に楽しかったです」と、コメント。

そして現役生活でやり残したことを問われた際には「特にやり残したというのはないから(ユニホームを)脱ぐと決めたんで、あまりやり残したことはないです」と涙を見せず、すがすがしい表情で24年間の現役生活を振り返りました。