得点機会増加?の新アイデアをプロボウルで採用 2年ぶり開催のオールスターはAFCが5連勝
第56回スーパーボウルを翌週に控えた日本時間7日、プロボウルがアレジアント・スタジアムで開催。
ラスベガスで初開催されたオールスターゲームはAFCが41対35で勝ち、5連勝を飾りました。なお、ルール変更が試験的に採用されました。
昨年はコロナウイルス感染症拡大のため、中止になったプロボウル。2年ぶりの開催となった今年は、ルールがいくつか変更されました。その一つが、フィールドゴールかトライフォーポイントで得点したチーム(チームA)は、通常はキックをするのですが、下記2つのオプションが与えられます。
1. チームAは、もう一方のチーム(チームB)の25ヤードライン(第1ダウン10ヤード)でチームBにボールを渡し、チームBが新しいダウンを開始。
2. チームAは自陣25ヤードラインから第4ダウン15ヤードで攻撃開始。チームAがファーストダウンを更新した場合、チームAがそのままボールを保持し、攻撃が継続されます。ただし、チームAがファーストダウン獲得に失敗した場合、チームBに攻撃権が移ります。
最近のリーグ会議で提案され、保留にされていましたが、今年のプロボウルで実験的に採用されました。その結果、AFCとNFCが2を計8回試みましたが、ファーストダウン更新はゼロ。相手に好ポジションを与え、得点機会が増えることになりました。キックオフ時に成功すれば攻撃権を奪取できるオンサイドキックより成功率が高いかもしれませんが、シーズンでも採用されるかはまだ先のことかもしれません。