◇プロ野球・オープン戦 DeNA-巨人(22日、宜野湾)

DeNA移籍2年目の森唯斗投手が2回無失点、打者6人を封じる投球を披露しました。

この日、プロ野球は各地でオープン戦開幕試合が開始。DeNAは昨季のリーグ王者の巨人と対戦しました。

初回、先制に成功したDeNAは、4回から3番手の森投手が登板。先頭の門脇誠選手に対しボール先行の5球目、133キロのツーシームで詰まらせ、ライトフライに打ち取ると、続く浅野翔吾選手をチェンジアップで内野ゴロとすると、 4番秋広優人選手には全球ナックルカーブでレフトフライに打ち取ります。

その後、3点の援護を受けた森投手は回またぎで5回のマウンドへ。先頭の中山礼都選手を140キロのストレートでファーストゴロに打ち取ると、ソフトバンク時代の同僚で今季から巨人に加入した甲斐拓也選手と対戦。カウント1-1から3球目、138キロのストレートでセカンドゴロに抑えます。さらに、2アウトからオコエ瑠偉選手も3球目のツーシームで打ち取り、2回無失点。マウンドを降りる際には、グラブをたたき納得の表情をみせました。

森投手はDeNA移籍1年目の昨季、14試合に登板(4試合に先発)し、1勝3敗、防御率7.52の成績。ソフトバンク時代にはセーブ王にも輝いた33歳右腕が、首脳陣にアピールしました。