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【巨人】満塁弾の浅野翔吾 バットを短く持ち“変化球打ち” 指揮官の「まっすぐしか打てないと思われてる」に成長した姿見せる

2024年8月15日 11:45
【巨人】満塁弾の浅野翔吾 バットを短く持ち“変化球打ち” 指揮官の「まっすぐしか打てないと思われてる」に成長した姿見せる
満塁のチャンスで打席に向かう浅野翔吾選手(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人4-0阪神(14日、東京ドーム)

自身初の満塁ホームランを放ちチームを勝利に導いた浅野翔吾選手が試合後に喜びを語りました。

0対0で迎えた4回、2アウト満塁で打席に入った浅野選手。阪神の先発・及川雅貴投手の投じた3球目を捉えると、レフトスタンドへ満塁ホームランを放ちました。打球がスタンドに突き刺さるのを確認すると右手を突き上げた浅野選手。ベンチでは笑顔でチームメートとハイタッチすると、思い切りガッツポーズ。喜びを爆発させました。

今季は開幕1軍の座をつかみながら、定着はかなわなかった浅野選手。今月12日に再昇格すると、出場2試合目で大きな結果を残しました。「全く打てずに迷惑ばかりかけていたので、2回目の昇格で初ヒットがホームランになったのはめちゃくちゃ嬉しい」と喜びを語りました。

バットを短く持ち打席に立ったという浅野選手は「絶対に詰まってでも(野手が)捕れないところに落として1点取りたいと思っていた。あそこでゼロで終わってしまうと流れが向こうにいってしまうので、ああいう場面でのバッティングっていうのはファームでも練習してきた。良い形になったので、最高の結果だったかなと思う」と振り返りました。

阪神・及川雅貴投手のスライダーをとらえたことについては、「阿部監督に(4月に)2軍落ちるとき『まっすぐしか打てないと思われてるから変化球を打てるようにしてこい』と言われた。あの場面は何を待つというより両方待って、つまってでも先に当ててでも1点とりたかった」と話し、自身の成長を証明して見せました。

首位・広島とのゲーム差を「1」とし、優勝争いを展開している巨人。浅野選手は「今、優勝争いをしている途中なので、本当に気を抜かずにあさってからの試合も頑張っていきたいなと思います」と意気込みました。