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元日本代表・田中隼磨(40)が現役引退「生まれ育った街のクラブで引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思えます」

2022年11月17日 16:17
元日本代表・田中隼磨(40)が現役引退「生まれ育った街のクラブで引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思えます」
現役引退を発表した田中隼磨選手(40)(写真:日刊スポーツ/アフロ)
サッカーJ3の松本山雅FCは17日、元日本代表DFの田中隼磨選手(40)が今季限りで現役を引退すると発表しました。

田中選手は2000年に横浜F・マリノスにユースからトップチームへ昇格。

01年にJリーグ初出場を果たすと、その後、横浜F・マリノス、東京ヴェルディ、名古屋グランパスを渡り歩き、14年に生まれ故郷である長野県に本拠地を置く松本山雅FCに移籍しました。

同年、故・松田直樹さんの「背番号3」を受け継ぐと、39試合に出場し、クラブ史上初となるJ1昇格に貢献しました。

昇格決定時、故・松田直樹さんへのメッセージが書かれたシャツを着てピッチで号泣する姿がネットで話題になりました。

しかし、昨シーズンはリーグ戦1試合にとどまり、今シーズンはリーグ戦の出場はありませんでした。

田中選手はクラブを通じ「今シーズンをもちまして松本山雅FCで現役引退することを決断いたしました。23年間の長きにわたり、さまざまな形で私のことを支えていただいたサッカー関係者の皆様、一緒に困難を乗り越えてきたチームメイト、そしてどんなときでも応援してくれたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。」と感謝を述べました。

また地元に対し、「生まれ育った街のクラブ 松本山雅FCでサッカー選手として引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思えます」と思いをつづりました。

松本山雅は今シーズン残り1試合。
最終戦は20日、ホームで行われる相模原戦ですが、田中選手は「プロサッカー選手として残りの4日間を悔いなく全うしたいと思います。田中隼磨 3 “絆”」とコメントしました。

最終戦の試合終了後にはセレモニーが開催される予定です。

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