卓球・張本智和が五輪選考大会ベスト4進出 妹・美和も平野美宇を破り4強
全農カップ平塚大会で準決勝進出を決めた張本智和選手(左)と妹・美和選手(右)写真:YUTAKA/アフロスポーツ
◇卓球・2023全農カップ平塚大会(6日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
卓球のパリ五輪選考ポイントが付与される全農カップ平塚大会が6日、開幕しました。
男子ではポイントランキング1位の張本智和選手や、同3位の戸上隼輔選手らがベスト4入り。女子では同ランク1位の早田ひな選手や、張本選手の妹、14歳の美和選手らがベスト4に入りました
1回戦が4-2、2回戦が4-3と、大学生を相手に苦戦をした張本選手は「1回戦、2回戦とも負けてもおかしくなかった。よく耐えた初日」と振り返りました。
ストレート勝ちした3回戦では、妹・美和選手も隣のコートで平野美宇選手を破り、兄妹で準決勝進出を決めました。張本選手は5歳年下の妹の勝利を「自分の事以上に気にかけている存在なので、自分が勝った以上にうれしい」と喜びました。
格上の平野選手に勝った美和選手は「まさか勝って残れると思わなかった。目標は優勝。まずは準決勝、最後まで諦めずに集中して全力で頑張りたい」と笑顔で語りました。
薄氷を踏む勝利となったのは早田選手。2回戦の横井咲桜選手との一戦はフルゲームとなり、一時、7-10と横井選手がマッチポイントを握る状況となります。それでも早田選手も粘りを見せ10-10に追いつくと、ここから一進一退の攻防となり、最後は17-15で早田選手がゲームを奪い試合を制しました。
早田選手は「2回戦でほぼ負けかけて、でもそこからしっかり勝ちきることができた。7-10になったとき、もがいてる中でヒントを見つけた」と窮地でプレーの感覚をつかみ、逆転につなげたといいます。
1日で3試合を戦う過酷な状況に「本当に死にそうですけど、死んでなくてよかった」と笑った早田選手。「体力は結構削られているんですけど明日、復活できるところまでいろんな方にサポートしていただいて、自分自身の100%を出せるように頑張ります」と準決勝へ向け意気込みました。
◇準決勝の組み合わせ
<男子>
張本智和-吉山僚一
戸上隼輔-田中佑汰
<女子>
張本美和-佐藤瞳
森さくら-早田ひな
卓球のパリ五輪選考ポイントが付与される全農カップ平塚大会が6日、開幕しました。
男子ではポイントランキング1位の張本智和選手や、同3位の戸上隼輔選手らがベスト4入り。女子では同ランク1位の早田ひな選手や、張本選手の妹、14歳の美和選手らがベスト4に入りました
1回戦が4-2、2回戦が4-3と、大学生を相手に苦戦をした張本選手は「1回戦、2回戦とも負けてもおかしくなかった。よく耐えた初日」と振り返りました。
ストレート勝ちした3回戦では、妹・美和選手も隣のコートで平野美宇選手を破り、兄妹で準決勝進出を決めました。張本選手は5歳年下の妹の勝利を「自分の事以上に気にかけている存在なので、自分が勝った以上にうれしい」と喜びました。
格上の平野選手に勝った美和選手は「まさか勝って残れると思わなかった。目標は優勝。まずは準決勝、最後まで諦めずに集中して全力で頑張りたい」と笑顔で語りました。
薄氷を踏む勝利となったのは早田選手。2回戦の横井咲桜選手との一戦はフルゲームとなり、一時、7-10と横井選手がマッチポイントを握る状況となります。それでも早田選手も粘りを見せ10-10に追いつくと、ここから一進一退の攻防となり、最後は17-15で早田選手がゲームを奪い試合を制しました。
早田選手は「2回戦でほぼ負けかけて、でもそこからしっかり勝ちきることができた。7-10になったとき、もがいてる中でヒントを見つけた」と窮地でプレーの感覚をつかみ、逆転につなげたといいます。
1日で3試合を戦う過酷な状況に「本当に死にそうですけど、死んでなくてよかった」と笑った早田選手。「体力は結構削られているんですけど明日、復活できるところまでいろんな方にサポートしていただいて、自分自身の100%を出せるように頑張ります」と準決勝へ向け意気込みました。
◇準決勝の組み合わせ
<男子>
張本智和-吉山僚一
戸上隼輔-田中佑汰
<女子>
張本美和-佐藤瞳
森さくら-早田ひな