◇天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会（26日、東京体育館）

ジュニア女子シングルス決勝で、中学2年生・14歳の張本美和選手が悲願の初優勝を果たしました。

高校2年生までが出場可能（2005年4月2日以降に生まれ、現17歳以下）なジュニアの部。張本選手は昨年の同大会では決勝で敗れ、準優勝に終わりました。

今大会の決勝では小塩悠菜選手と対戦。緊張と焦りから第1ゲームを落としてしまったという張本選手。

しかし、2ゲーム目からは気持ちや戦術を切り替えたといい、流れをつかんだ張本選手が3ー1で勝利しました。

兄・張本智和選手と同じ、14歳で全日本ジュニア初優勝を飾った張本選手は試合後、「お兄ちゃんと同じ年齢でジュニアの部で優勝できたのでよかった。遅れなかったのでよかったです」と安どした様子で笑顔をみせました。

今大会一般の女子シングルスの部にも出場し、初戦を突破している張本選手。

「もちろん目指すは優勝。目の前の1試合を戦い抜いて、向かって行く気持ちを忘れずに頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。