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「ペア歴が長くなってきてどんどん良くなってる」前回Vの張本・早田ペア 苦しみながらも初日3連勝で準々決勝へ

2023年1月25日 7:26
「ペア歴が長くなってきてどんどん良くなってる」前回Vの張本・早田ペア 苦しみながらも初日3連勝で準々決勝へ
卓球・早田ひな選手(左)、張本智和選手(右)
◇天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会2日目(24日、東京体育館)

混合ダブルスの前回大会王者、張本智和選手・早田ひな選手ペアが2回戦から登場し、3連勝で準々決勝に駒を進めました。

前回大会からペアを組みこの大会に出場している両選手。この日も1試合目から息のあったプレーを見せ、ストレート勝ちをおさめると、続く3回戦もストレート勝ち。順調に勝ち上がっていきます。

しかし、続く4回戦の相手は昨年も4回戦で対戦し苦戦した小林広夢選手・出澤杏佳選手ペア。前回はフルゲームまでもつれ込み、最終ゲームも12-10と崖っぷちまで追い込まれた相手。この日もいいところなく第1ゲームを落とす嫌な流れ。さらに続くゲームも、中盤まで3-8と劣勢をしいられます。

それでも、「ゲーム間で話し合って戦術を変えることができた」と早田選手。徐々に相手のボールをつなぐ粘りを見せポイントを重ねていくと、最後は4連続得点。このゲームを奪い返します。

これで波にのった前回王者ペアは第3、第4ゲームも連取。ゲームカウント3-1で勝利し、初日の戦いを終えました。

試合後、張本選手は「苦しいところは2人で話し合ったり、どちらかが自信ないときは声をかけたり。そこはペア歴が長くなってきてどんどん良くなってると思います」と手応えを十分の様子。

早田選手も「今回は追われる立場ですけど、自分たちらしく1試合1試合を楽しんでやっていくことを大事にしている。去年は混合ダブルスと女子ダブルスで優勝することができたので、引き続き苦しい試合はたくさんあると思うんですけど、パートナーと話し合って優勝を目指していきたい」と意気込みを語りました。
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