◇天皇杯・皇后杯　2023年全日本卓球選手権大会(28日、東京体育館)

男子ダブルス決勝に、張本智和選手・森薗政崇選手が登場しました。

去年は惜しくも決勝で敗れ、準優勝に終わった張本・森薗ペア。森薗選手は、「日本で1番の選手と結果が出せなかったのが申し訳ない」と感じ、今大会までダブルスに注力してきたといいます。

決勝では、世界ランク1位のペアを破り勝ち上がってきた及川瑞基選手・松島輝空選手ペアと対戦。激しいラリーの応酬となりましたが、張本選手・森薗選手が勝負どころでポイントを重ね、ゲームカウント3-1で優勝しました。

去年の雪辱を果たした嬉しさからか、試合直後には19歳の張本智和選手が8歳上の森薗選手の頭をぽんぽんとたたく場面も。試合後そのことについて聞かれると、「なんでお前叩いたの！」とつっこみ、笑いを誘った森薗選手。

理由を聞かれた張本選手は、「優勝して抱き付きたい、触りたいという気持ちだった。自分からはありがとうという気持ちを体を使って表現したつもり」と笑顔でコメントしました。