プロ野球・阪神は9日、球団公式YouTubeを更新。38年ぶりに日本一を達成した舞台裏を公開しました。

選手たちミーティングルームに入り「1年間やってここまできたわけだから、自分の打席を良い形で終われるようにしよう。最後良い形で終われるように頑張っていこう」という岡田彰布監督の音声から始まる舞台裏。

ベンチ裏の通路には今年7月に亡くなった横田慎太郎さんの新調されたユニホームが飾られており、選手が次々と触りながらグラウンドに移動する様子も収められています。

試合前練習の映像では選手たちの真剣な表情があった一方で、円陣では原口文仁選手が「緊張してます」と口ごもる姿に笑顔も。最後は原口選手の「この1勝にファンの夢、チームの目標が詰まってます。最後は自分を信じて、自分の直感を信じて、ここにいる仲間を信じて、最高の舞台で暴れましょう。バモス！」という掛け声でチームが鼓舞されました。

その後も、マウンドに向かうリリーフ投手を投手陣やスタッフが見送る様子や、胴上げの瞬間、岡田監督のインタビューを終始笑顔で見つめる選手など、裏方ならではの映像が満載。最後は横田さんと同期入団の岩崎優投手、梅野隆太郎選手、岩貞祐太投手が横田さんのユニホームを手にして記念撮影をしている様子もありました。

この動画に阪神ファンからは「最初からもう泣いてまう。ありがとう阪神タイガース」「どこを切り取ってもチームの雰囲気の良さが伝わる素晴らしい30分」「これは阪神ファンにとって歴史に残る動画になる」と感激のコメントが寄せられています。