プロ野球の西武は19日、球団の公式YouTubeを更新。退任した辻発彦前監督が18日の秋季練習2日目の開始前に練習場を訪れ、チームへ最後の挨拶を行った様子を公開しました。

辻前監督は全員の前で挨拶をした後、選手、スタッフ全員と握手を交わしてから、グラウンドを後にしました。

◇以下、辻前監督の挨拶全文

「おはようございます！6年間監督をやらせていただいて、君たちの力で2度優勝でき、最下位も味わい、いろんなことを経験させてもらいました。本当にありがとうございます。これからはね、先のことはまだ何も考えてませんけども、6年間監督をやって一番思ったことは、現役の時と違って、監督になっていろいろなところが見えてきて、ファンの力がどれだけ大きいかというのを感じました。君たちまだね、現役でばりばりやってますけれども、これを感じるときはユニホームを脱いだ後かもしれません。ただ、ファンの力は大きいということをね、常に念頭において、グラウンドに立ったときには、全力で、最後まで、あきらめずに力を出し切る。これをね、一生懸命やってくれれば必ずチームはいい方向に向かっていくと思います。これから、外からではありますが、いろんなことをまた勉強しながらこのライオンズを外から応援したいと思います。常に見てますから！全力で、頑張ってください。ほんとに6年間ありがとうございました」