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「全部の球種でいい感じのボールがあった」オリックス・山下舜平大が初対外試合で2回無失点

2024年2月29日 5:55
「全部の球種でいい感じのボールがあった」オリックス・山下舜平大が初対外試合で2回無失点
ロッテとの練習試合に登板したオリックスの山下舜平大投手
◇球春みやざきベースボールゲームズ オリックス6-0ロッテ(28日・SOKKENスタジアム)

プロ野球・オリックスの山下舜平大投手は28日、ロッテとの練習試合に2番手として登板し2回20球を投げ被安打1、1奪三振、無失点に抑えました。

初の対外試合となった山下投手は3回からマウンドに上がりました。先頭の佐藤都志也選手をストレートでライトファウルフライに打ち取ると、続く友杉篤輝選手はカーブを打たせショートゴロとします。

その後、ヒットとフォアボールで2アウト1、2塁のピンチを招きますが、高部瑛斗選手をストレートでつまらせセカンドゴロにしとめます。

続く4回は、山口航輝選手に初球を打たせライトフライ。続く安田尚憲選手はフォークで三球三振、中村奨吾選手を1球でファーストゴロに抑え、わずか5球で三者凡退に抑えました。

試合後、山下投手は「フォークもカーブもまっすぐも全部の球種でいい感じのボールがあった。まだまだもうひとのび足りないが、いいと思います」と手応えを語りました。

昨季はプロ初登板で開幕投手を務めると、9勝を挙げオリックスのリーグ優勝に貢献。さらに新人王を受賞するなど飛躍の年となった山下投手。「チームは(リーグ優勝)4連覇がありますし、もう一度日本一になって喜びたい。そのためにチームに貢献できたらと思う」と目標を語りました。

侍ジャパンとして、3月6、7日の強化試合に出場する山下投手は「1試合1試合、状態がどんどん上がっていけばいい。開幕から1年間投げきる。いいパフォーマンスが出せるかが課題」とコメントしました。