3月3日は東京マラソン 五輪王者&日本最速を川島明らが体感
■五輪王者のスピードに絶叫!
東京マラソンに12回出場経験があるゲストの猫ひろしさんは、東京マラソンについて、「スタートしてから5キロまでが若干の下りでスピード出やすくて、ほぼ平坦なので結構記録が出やすいですね」と語りました。
実際、男子では日本歴代ベストタイムのトップ10のうち、5つが東京マラソンでの記録です。
その東京マラソンで日本国内最高記録2時間2分40秒をたたき出したのは、ケニアのキプチョゲ選手39歳。今回の東京マラソンではキプチョゲ選手の記録更新にも注目されています。
そのキプチョゲ選手が2022年に世界記録を出したときのペースは、平均時速「21キロ」。その世界記録の走りのペースを体験するためルームランナーをスタジオに用意。日本テレビの「サンデーPUSHスポーツ」に出演したアンタッチャブル柴田英嗣さんが走ります。
MCの川島明さんは「いま時速3キロね、4キロね、5キロね、まだまだ10キロいっていませんので」とだんだん速度が速くなり、半分もいっていませんが、柴田さんは「これ結構速い!もう結構速い!」と絶叫。
そして、時速20キロに近づくと柴田さんは「ちょっと待って、これ速すぎ!速チョゲ!速チョゲ!速チョゲ!速チョゲ!」と大絶叫!スピードが時速20キロに到達しますが、柴田さんはわずか3秒ほど走り、ギブアップ。
そして、マラソンのカンボジア代表としてリオ五輪に出場した猫ひろしさんも挑戦。「これぐらいだったら、全然!」と時速15キロではまだまだ余裕の表情を見せます。
そしてスピードが時速20キロに到達。まわりから「これで走り続けるの!?」と驚きを隠せません。猫ひろしさんは必死の形相で、“世界最速ペース”を10秒間走りぬきました。
■車いすマラソン日本記録に川島が挑戦
そんなキプチョゲ選手を超えるスピードで走るのが、車いすランナーです。
車いすマラソンでは腕の力だけで42.195キロを走り切ります。日本記録を持つ鈴木朋樹選手の東京マラソンのフィニッシュタイムは、キプチョゲ選手よりも40分速い1時間21分52秒。
腕で車輪を回すスピードは1秒間におよそ4回。その平均時速は、なんと30キロ超えます。
10秒の間に腕の力だけで時速30キロに到達できるのか?マラソン用車いすを用意し、MCの川島さんが挑戦しました。
「こんな細いんですね、持つところ」と、川島さんは車輪を回す取っ手の細さに驚くと、いよいよスタート。必死の形相で車いすの車輪を回す川島さんでしたが、6秒後に時速14.7キロを出しますが「遅くなってる!遅くなってる!」とそこからみるみる失速。
川島さんが出した最高時速は14.7キロ。体験が終了すると「無理無理無理無理。腕だけ吹っ飛んでいくってこれ」と、競技のスゴさを、身をもって感じていました。
(2月25日放送の日本テレビ『サンデーPUSHスポーツ』を再構成)