田中希実、5000mは組9位で予選落ち「前回の五輪より進化できている自負はある」 1500mへ前を向く
5000mは予選落ちとなった田中希実選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 陸上競技 女子5000m予選(大会8日目=日本時間3日、スタッド・ド・フランス)
女子5000m予選1組目に出場した田中希実選手は、15分00秒62の9位で決勝進出とはならず。レース後には険しい表情を見せました。
予選は組8番以内に入れば決勝へ進出。4000m手前で先頭に立った田中選手は、残り1周まで先頭でレースを引っ張りますが、ラストスパートで競り負けて、9位でフィニッシュ。田中選手は「決勝しか狙っていなかったので、現実が受け入れられないような状態です」と率直に語りました。
世界で勝負するために磨き上げてきたスパート。先月、トップ選手が集うダイヤモンドリーグでは、そのスパートで競り勝ち3位入賞。今季自己ベストとなる14分40秒86をマークしました。
「確実に前回の五輪より進化できている自負はある」と田中選手。それでもラスト100mでかわされ、「うまく出せなかった。ラスト1周の足が残っていなかったので、引っ張りながらもレースを支配できているかといったら、そこがなかったかなと思います」と敗因を振り返りました。
今後は、日本時間6日に控える1500mにも出場予定。東京五輪では日本選手初の4分きりとなる日本記録を出した種目です。「今年、1500メートルは不完全燃焼なレースが続いているので、今日がだめだった分しっかり出し切るようなレースをしたいと思います」と前を向きました。
女子5000m予選1組目に出場した田中希実選手は、15分00秒62の9位で決勝進出とはならず。レース後には険しい表情を見せました。
予選は組8番以内に入れば決勝へ進出。4000m手前で先頭に立った田中選手は、残り1周まで先頭でレースを引っ張りますが、ラストスパートで競り負けて、9位でフィニッシュ。田中選手は「決勝しか狙っていなかったので、現実が受け入れられないような状態です」と率直に語りました。
世界で勝負するために磨き上げてきたスパート。先月、トップ選手が集うダイヤモンドリーグでは、そのスパートで競り勝ち3位入賞。今季自己ベストとなる14分40秒86をマークしました。
「確実に前回の五輪より進化できている自負はある」と田中選手。それでもラスト100mでかわされ、「うまく出せなかった。ラスト1周の足が残っていなかったので、引っ張りながらもレースを支配できているかといったら、そこがなかったかなと思います」と敗因を振り返りました。
今後は、日本時間6日に控える1500mにも出場予定。東京五輪では日本選手初の4分きりとなる日本記録を出した種目です。「今年、1500メートルは不完全燃焼なレースが続いているので、今日がだめだった分しっかり出し切るようなレースをしたいと思います」と前を向きました。