【箱根駅伝】城西大・久保出雄太 異色経歴ランナーが故郷への思いを胸に快走
第100回箱根駅伝の復路6区を走った城西大学・久保出雄太選手(写真:アフロ)
青山学院大学の2年ぶり7度目の優勝で幕を閉じた第100回箱根駅伝。
7日に放送された日本テレビ「Going!Sports&News」では、城西大学の3年生、久保出雄太選手について特集しました。
高校2年生までサッカー部に所属し、城西大学に一般入試で合格した久保出選手。城西大学陸上競技同好会から陸上競技をスタートし、急成長を遂げて箱根ランナーに選ばれた異色の経歴を持ち主です。
1年生の10月に入部した当時の久保出選手について、櫛部静二監督は「箱根駅伝で走れるレベルではなかった。でも往復12キロかけて練習をしにきていた。朝練習だけでそれくらいの距離を走っていたのでもっと伸びるんじゃないか」と当時を振り返りました。
しかし初出場となる箱根駅伝の2日前、元日に能登半島地震が故郷・石川県を襲いました。エントリーされた368人の中で唯一の石川県出身である久保出選手は「テレビをつけたら石川県で震度7で、それでも友達とかが『お前は箱根で走ってくれ』って応援がすごかった」とレース前のやり取りを明かしました。
すると、レース中の沿道には「頑張れ北陸」のメッセージをかかげたり「久保出!がんばれよ!」と声をかけるファンが続出。多くの声援が後押しとなった久保出選手は、3位で襷(たすき)を繋ぐ快走を見せました。
レース後に石川の友達から「最高の走り」と、感謝のメッセージが届いた久保出選手。また久保出選手の母・珠美さんは「無事に襷がつながるか心配だったのでよかった」と安堵(あんど)の表情を見せました。
城西大学は今大会、大学史上最高の3位でゴールイン。異色の経歴を持つランナーが、故郷への思いを胸に箱根を走りきりました。
7日に放送された日本テレビ「Going!Sports&News」では、城西大学の3年生、久保出雄太選手について特集しました。
高校2年生までサッカー部に所属し、城西大学に一般入試で合格した久保出選手。城西大学陸上競技同好会から陸上競技をスタートし、急成長を遂げて箱根ランナーに選ばれた異色の経歴を持ち主です。
1年生の10月に入部した当時の久保出選手について、櫛部静二監督は「箱根駅伝で走れるレベルではなかった。でも往復12キロかけて練習をしにきていた。朝練習だけでそれくらいの距離を走っていたのでもっと伸びるんじゃないか」と当時を振り返りました。
しかし初出場となる箱根駅伝の2日前、元日に能登半島地震が故郷・石川県を襲いました。エントリーされた368人の中で唯一の石川県出身である久保出選手は「テレビをつけたら石川県で震度7で、それでも友達とかが『お前は箱根で走ってくれ』って応援がすごかった」とレース前のやり取りを明かしました。
すると、レース中の沿道には「頑張れ北陸」のメッセージをかかげたり「久保出!がんばれよ!」と声をかけるファンが続出。多くの声援が後押しとなった久保出選手は、3位で襷(たすき)を繋ぐ快走を見せました。
レース後に石川の友達から「最高の走り」と、感謝のメッセージが届いた久保出選手。また久保出選手の母・珠美さんは「無事に襷がつながるか心配だったのでよかった」と安堵(あんど)の表情を見せました。
城西大学は今大会、大学史上最高の3位でゴールイン。異色の経歴を持つランナーが、故郷への思いを胸に箱根を走りきりました。