日本野球機構(NPB)は29日、翌日から始まる日本生命セ・パ交流戦に先立ち、開幕記者会見を行いました。

トークショーに登壇したプロ3年目の阪神・中野拓夢選手は「出場した年数が短いが、普段試合をやらない球場で野球がやれるワクワク感がある」と交流戦への印象を語りました。プロ1年目、初めての交流戦では打率.304をマーク。さらに8個の盗塁を決め、交流戦盗塁王にも輝きました。

対戦したい投手には、WBCでともに世界一に輝いたロッテ・佐々木朗希投手の名前を挙げた中野選手。「世界相手にも強気のピッチングで攻めていたのを見ていたので、それに負けないように、対戦したらしっかり打てるように頑張りたい」と、来月2～4日のロッテ戦で実現する可能性のある対決へ、胸を膨らませました。

8連勝中で好調の波に乗る阪神。「チームとしても非常にいい流れで来ているので初戦の入り方を大事にしながら交流戦優勝できるように頑張りたいと思います」と交流戦への意気込みを語りました。