高木美帆「悔しい気持ち、悲しい気持ちと一晩明けて向き合った」メダルセレモニーで笑顔
8日、スピードスケート女子1500mで銀メダルを獲得した、高木美帆選手がメダルセレモニーに出席。
競技直後は「悔しい」と語り笑顔が消えていた高木選手。しかしセレモニーでは、笑顔で表彰台に上り観客に手を振っていました。
また、金メダルを獲得したイレーン・ビュスト選手(オランダ)が表彰される際には長い間拍手を送り、相手の健闘をたたえました。
以下、セレモニー後の高木選手のコメント
――一晩あけてメダルセレモニーに参加しての気持ちは?
「きのうのレースが終わった段階ではすごく悔しいという気持ちが出ていて、それ以上のことを受け止めたり感じたりすることができなかったんですけど。一晩明けてその悔しい気持ちだったり悲しい気持ちとしっかり向き合ったことで、この4年間1500mに向かってやりきったと思えたので、ここまで戦えたという自分自身だったり、チームメートやこの環境に誇りに思える自分もいたので。もちろん悔しいという気持ちはあるんですけど1500mにおいては結果が2番だったということの事実を受け止めています」
――平昌五輪と同じ2位でしたが、前回のメダルセレモニーと比べてどうですか?
「ひとつ大きく違いを感じたのは、前回はこのセレモニーに出ることも緊張ということもあったんですけど。今回はセレモニー自体を楽しむ事ができたなと思ったんで、それも含めて4年前と順位が変わらなくても成長してきたところはあるのかなと思います」
――健闘を祈っています。
「ありがとうございます。頑張ります」