【データで見るW杯】決勝T初戦のクロアチアと比較 シュート数ゴール数は同じ キーマンはラインブレイク数トップのモドリッチ
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)
現地時間1日、グループリーグ最終戦スペインに勝利し2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた日本代表。
決勝トーナメントの初戦は前回大会準優勝のクロアチア。この2チームを過去3試合のデータで比較しました。
まず得点数は同じ4得点。失点は日本が3に対しクロアチアが3試合でわずか1と堅い守備を誇っています。
そしてイエローカードは日本が6枚。クロアチアは2枚。累積により板倉滉選手はクロアチア戦に出場ができません。
攻撃面で見るとシュート数が同じ30本ですが、枠内シュートの数は日本が9本で、クロアチアは倍近くの16本となっています。パスの本数、成功数ではクロアチアが圧倒。成功率で見ても、日本が83.30%でクロアチアが87.11%とややクロアチアが上回っています。
さらにクロアチアの注目は、前回大会同様、チームのタクトを振るうモドリッチ選手。2018年バロンドールを獲得し、今大会も全3試合にスタメン出場。相手の守備を突破するラインブレイク数はチームトップの61回を数え、攻撃の起点となっています。
優勝候補のドイツ、スペインを破った日本、クロアチアに勝利し初のベスト8進出となるか注目です。
■主な日本とクロアチアのデータ
日本 クロアチア
ゴール 4 4
失点 3 1
イエローカード 6 2
シュート数 30 30
枠内 9 16
パス本数 1060 1707
パス成功数 883 1487
パス成功率 83.30% 87.11%