◇プロ野球セ・リーグ　巨人4-3ヤクルト（11日、神宮球場）

リーグトップタイの4勝目を挙げた巨人・菅野智之投手が、ヒーローインタビューに登場しました。

菅野投手は初回と4回に1点を取られるも、四死球0と安定した投球を見せると、6回には村上宗隆選手からこの試合4個目の空振り三振を奪い、通算1500奪三振を達成しました。

7回もマウンドに上がりましたが、先頭打者にヒットで出塁されたところで降板。後続が抑えて、6回0/3を99球、4奪三振2失点で、リーグトップタイの4勝目を挙げました。

▽以下、菅野智之投手のヒーローインタビュー

――開幕から無傷の4連勝。きょうのピッチングを振り返っていかがですか？

「粘り強く投げられたと思うのですけど、できればあの回（7回）は投げきりたかったです」

――開幕から4連勝以上を5度。工藤公康氏以来、プロ野球最多タイ記録です。

「これに関しては僕一人の力では達成できないので、チームメート、僕に携わってくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」

――大黒柱らしいピッチングを見せていますが、今シーズンにかける思いは特別ですか？

「昨年がふがいないシーズンだったので、今年はやってやるぞってことでスタートしたので、ここまで順調に来ていると思います」

――1500奪三振を達成。プロ野球史上60人目、球団最速の記録についてはいかがですか？

「なかなか三振がとれなかったんですけど、きょうも2ストライク追い込んで、早く達成しなきゃいけないなっていう思いで投げていたので、最後、村上選手から三振とれたので思い出に残る三振になりました」

――単独首位に立ちました。これからの意気込みを教えてください。

「まだ始まったばかりですけど、長く首位の座を守れるように、自分も先頭を切って頑張っていきます」

――ファンへメッセージをお願いします。

「きょうもたくさんのご声援ありがとうございました。これからも勝ち続けて優勝目指して頑張っていきます」