【開幕まであと3日】セ・リーグ開幕投手のOP戦成績を振り返る 4投手が初の大役 今年の12球団最年少は高橋宏斗

巨人の開幕投手・戸郷翔征【vsヤクルト】
今季のオープン戦では1度のリリーフ登板含む4試合に登板し、11回を投げ1失点。しかし自責点はなく、防御率0.00をマークしています。またプレシーズンゲームとして“メジャー最強打線”と名高いドジャースと対戦。その洗礼を浴び5失点としましたが、開幕に向けて順調な調整を続けています。
ヤクルトの開幕投手・奥川恭伸【vs巨人】
対するヤクルトの開幕投手は6年目右腕・奥川恭伸投手。オープン戦では2試合に先発し防御率1.86を記録しています。これまでのプロ生活では度重なるケガに悩まされていた奥川投手。高津臣吾監督も「今までやってきた努力を実らせるようなシーズンにしてほしい」と、その幕開けに期待を寄せています。
DeNAの開幕投手・東克樹【vs中日】
中日の開幕投手・高橋宏斗【vsDeNA】
対する中日の開幕投手をつとめるのは5年目右腕・高橋宏斗投手。2002年生まれの22歳で、今季の開幕投手の中では12球団最年少となっています。昨季は防御率1.38を記録し、最優秀防御率のタイトルを手にするなど活躍を見せた高橋投手。オープン戦では4試合に登板し防御率2.81をマーク。パ・リーグ相手に戦った直近2試合では失点したものの、開幕の対戦カード・DeNA含む同リーグ球団との対戦では無失点としています。
広島の開幕投手・森下暢仁【vs阪神】
広島の開幕投手をつとめるのは6年目右腕・森下暢仁投手です。昨季は9月に状態を落としたものの、マダックスの達成や史上20人目となる「3者連続3球奪三振」の達成など躍動。打者としても打率.234をマークするなど、投打で活躍を見せました。オープン戦では3試合に登板し防御率1.64を記録。今年もチームをけん引する活躍に期待がかかります。
阪神の開幕投手・村上頌樹【vs広島】
対する阪神の開幕投手をつとめるのは5年目右腕・村上頌樹投手。昨季は2年連続の規定投球回を達成し、7勝11敗、防御率2.58をマークしました。自身がピッチャーを始めたキッカケとなったという藤川球児監督からの任命に「藤川監督の勝利に向けて腕振るって投げたい」と意気込んでいる村上投手。オープン戦では3試合に先発し10と2/3回を投げ、1失点のみの好投を披露しています。