「オリンピックに行きたかったです...」西山雄介は涙止まらず 自己ベスト1分以上更新もパリへの切符はつかめず 【東京マラソン】
インタビューで涙を流す西山雄介選手(c)東京マラソン財団
◇東京マラソン2024(3日、東京都庁~東京駅前=42.195キロ)
パリ五輪日本代表選考を兼ねる東京マラソンが3日に号砲。西山雄介選手(トヨタ自動車)が、2時間6分31秒で日本選手トップの9位でフィニッシュ。代表最後の1枠はつかめず、涙で思いを語りました。
「オリンピックに行きたかったです...」
レース後のインタビューの第一声は、涙を流しながら、言葉を振り絞りました。
パリ五輪選考の最終レースである東京マラソンでは、日本陸連が定める設定タイム2時間5分50秒以内を記録し、日本選手最上位に入れば代表が内定。
2時間7分47秒の自己ベストを持つ西山選手は、20キロ手前では転倒に巻き込まれるアクシデント。それでも33キロ過ぎに日本選手トップへ立ち、34キロ過ぎには世界歴代2位の記録を持つケニアのエリウド・キプチョゲ選手も抜き去りました。その後も最後まで日本選手トップは譲りませんでしたが、設定タイムには届かず。レース直後には、人目をはばからず涙を流しました。
自己ベストを1分以上更新しましたが、「2時間5分50秒を切らないと意味がないので、悔しいです」と涙をぬぐいます。
今後については「パリしか考えていなかったので、次の目標は考えられない。ゆっくり考えたい」とコメント。それでも「自分の走りを見て、元気になったり明るくなってくれたらうれしい。これからも自分の走りでみんなを明るくできればと思います」と話しました。
またこの結果、パリ五輪マラソン代表は、昨秋のMGCを制した小山直城選手(Honda)、2位の赤崎暁選手(九電工)と3位だった大迫傑選手(ナイキ)の3人が内定となりました。
パリ五輪日本代表選考を兼ねる東京マラソンが3日に号砲。西山雄介選手(トヨタ自動車)が、2時間6分31秒で日本選手トップの9位でフィニッシュ。代表最後の1枠はつかめず、涙で思いを語りました。
「オリンピックに行きたかったです...」
レース後のインタビューの第一声は、涙を流しながら、言葉を振り絞りました。
パリ五輪選考の最終レースである東京マラソンでは、日本陸連が定める設定タイム2時間5分50秒以内を記録し、日本選手最上位に入れば代表が内定。
2時間7分47秒の自己ベストを持つ西山選手は、20キロ手前では転倒に巻き込まれるアクシデント。それでも33キロ過ぎに日本選手トップへ立ち、34キロ過ぎには世界歴代2位の記録を持つケニアのエリウド・キプチョゲ選手も抜き去りました。その後も最後まで日本選手トップは譲りませんでしたが、設定タイムには届かず。レース直後には、人目をはばからず涙を流しました。
自己ベストを1分以上更新しましたが、「2時間5分50秒を切らないと意味がないので、悔しいです」と涙をぬぐいます。
今後については「パリしか考えていなかったので、次の目標は考えられない。ゆっくり考えたい」とコメント。それでも「自分の走りを見て、元気になったり明るくなってくれたらうれしい。これからも自分の走りでみんなを明るくできればと思います」と話しました。
またこの結果、パリ五輪マラソン代表は、昨秋のMGCを制した小山直城選手(Honda)、2位の赤崎暁選手(九電工)と3位だった大迫傑選手(ナイキ)の3人が内定となりました。