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新競技ブレイキン SHIGEKIXは4位「僕に絶対必要な挑戦だった」「胸を張って言えるぐらい楽しめました」次世代への熱い思いも語る

2024年8月11日 8:00
新競技ブレイキン SHIGEKIXは4位「僕に絶対必要な挑戦だった」「胸を張って言えるぐらい楽しめました」次世代への熱い思いも語る
新競技ブレイキンで4位となった半井重幸選手(ダンサーネーム:SHIGEKIX)【写真:ロイター/アフロ】
◇パリオリンピック2024 ブレイキン Bボーイ(大会16日目=日本時間11日、コンコルド広場)

パリ五輪の新競技ブレイキンでは、半井重幸選手(ダンサー名=SHIGEKIX)が3位決定戦に敗れ、4位に終わりました。

ブレイキンは、DJが流す音楽に合わせそれぞれパフォーマンスを披露。1対1の対決で「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5つの基準に基づいて採点を行います。

準決勝で敗れたSHIGEKIX選手は、アメリカのVICTOR選手と対戦。躍動感あふれる動きで観衆を魅了しましたが、独創性、音楽性、完成度でVICTOR選手を下回りました。

メダルに届かず、会場のモニターで決勝戦を眺めたSHIGEKIX選手は、「たくさんのサポートをしてもらって、自分がここに立てているので、みんなの気持ちを、背中が重くなるような、背負い方はもちろんしてなかったんですけど、その人たちにも少しでも良い姿を見せたいっていうのが、やっぱり僕としてはすごく気持ちがあったので。そういった意味でもちろん恥ずかしい姿は見せてないんですけど、より輝いた姿を見せたかったっていうのは、すごく3位決定戦が終わってから思ったところだった」と話します。

そして「その気持ちを自分でかみ締めながら、決勝戦をメディアのモニターで今ずっと見ていたので、この悔しさをしっかり次につなげながら、でもこの「Road to Paris」であったり、このパリオリンピックそのものが、僕にとって本当にかけがえのない時間でしたし、僕に絶対必要な挑戦だったと思う」とパリまでの道のりを振り返りました。

また「本当に楽しめましたね。それは胸を張って言えるぐらい楽しめました」と語ったSHIGEKIX選手は、「一人でも多くの人に、世界中の見ている子供たちだったり、特に次世代の子たちにはこういった姿を見せて、何か始めるきっかけであったりとか、自分がやっているスポーツだったり、夢中になっているものに全力で挑みたいっていうふうなモチベーションを与えられたら、僕はすごく幸せですし、僕は頑張る意味があるかなと思います」と熱い思いを口にしました。