◇Vリーグ男子ファイナル　サントリー3-0パナソニック(31日、有明コロシアム)

バレーボール、Vリーグの男子ファイナルが行われ、サントリーが2季ぶり10度目の優勝を果たしました。

レギュラーシーズンを2位で終えたサントリーが1位のパナソニックに挑む形で迎えたファイナル。サントリーのストレート勝利となりましたが、ポイントになったのは、第2セットでした。

一進一退の攻防が続き、デュースにもつれこむ大熱戦。37-35でサントリーが制しますが、このセットでサントリーのムセルスキー選手がスーパープレーをみせます。

身長218cmのムセルスキー選手。ボールが床につきそうな場面で、長い足を生かして足でボールをあげると、そのままトスをもらい自らブロックアウトで得点。

このプレーに約1万人の観客からは大きな歓声とどよめきが起こりました。

ムセルスキー選手はその後も身長を生かしたブロックやアタックを次々と決め、両チーム最多となる24得点の大活躍。

今季のベスト6にも選出され、サントリーを優勝へ導きました。