【女子バスケ】エブリン「語彙力なくなるくらいうれしい」 格上スペイン撃破で五輪予選白星発進
◇バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選 日本 86-75 スペイン(日本時間9日、ハンガリー)
パリ五輪出場をかけた最終予選。女子バスケ日本代表は第1戦、格上スペインと対戦し86-75で勝利しました。
FIBAランキング9位の日本は、ハンガリーで開催されるグループに参加。同4位のスペイン、5位のカナダ、19位のハンガリーと対戦し、3位以内に入れば五輪出場権を獲得。グループで2勝すれば、確実となります。
この試合、前半を46-36とリードすると、後半には3ポイントを次々と決め、スペインを翻弄。86-75で試合を終え、強豪スペインを撃破しました。
この試合、林咲希選手と並んで、最多タイ20得点をあげ、勝利に貢献した馬瓜エブリン選手は試合後、「とんでもなくうれしいです。語彙力がなくなるくらい本当にうれしいです」と笑顔でコメント。
「(スペインが)ハードにやってくるところで負けないということを意識して、ディフェンスもオフェンスもできた」と試合を振り返りました。
また「自分が良いとき、悪い時、関係なくチームを鼓舞して盛り上げることができてよかった」と自身の良さを発揮したエブリン選手。「この勢いのままに日本のバスケットを見ていてくれる方のためにもオリンピックを勝ち取りたい」と意気込み、最後に勝利の雄叫びを上げ、喜びをあらわにしました。
東京五輪では史上初の銀メダルを獲得した女子日本代表。パリ五輪出場へ向け、大きな1勝をつかみました。
次戦、日本は10日(日本時間)にハンガリーと対戦。この試合に勝利すると、日本はパリ五輪出場権獲得が確実なものとなります。