プロ野球ヤクルトの高津臣吾監督が11日、クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージを前日に控え決意を語りました。

阪神とのCSファイナルステージの前日練習を終えた高津監督は「リーグ優勝してシーズン最終戦が終わって約10日間、明日に対する調整というのはしっかりやってきた。各選手個人個人思うこと、考えていることもあるでしょうし、多少の緊張、興奮があったりすると思うんですけど、それを楽しんでもらって当日100％の力が出せるように今日の一日をいい時間にしたい」とコメント。

セ・リーグトップの防御率を誇る阪神との大一番へ「今もミーティングしてきたんですけど、対策というか勉強というか復習も含めてしっかりやっていかないといけない。後は勝負事なので相手もあることなので、果たしていい結果が出るか負けてしまうかというところなので、そこまでの準備はしっかりしたい」と語りました。

2年連続の日本一へ「短期決戦はいつの時代でもどの試合でもどのシリーズでもすごく難しい。その1球、その1打席、その1イニングがそのシリーズの勝敗を決めてしまうこともよくある。常に全力、常に集中ということはしっかり意識づけてあしたを迎えたい」と気を引き締めました。

CSファイナル初戦の先発を小川泰弘投手に託した高津監督は「1勝のアドバンテージはありますけど、先に勝ちたいというのは強く思っています。小川に託しています。小川がどこまで投げるか、どういうピッチングするかによって勝敗の大半は握っていると思っているので、勝ちに導く投球をしてくれたらなと思います」と、期待を込めました。

「間違いなく言えることは楽じゃないと思います。苦しむと思います。勝つにしても負けるにしても接戦になると思うので、そこで一歩、半歩先に行きたいなと思ってます」と、2年連続の日本一へ決意を語りました。