◇プロ野球セ・リーグ　ヤクルト5-0阪神(10日、甲子園球場)

ヤクルトは投打がかみ合い、2試合連続の完封勝利で連勝となりました。

プロ22年目を迎える大ベテラン、43歳の石川雅規投手が阪神戦で先発マウンドに上がり、6回途中を無失点の好投で今シーズン初勝利を手にしました。

石川投手はこの勝利で、プロ入り22年連続勝利となり、日本プロ野球記録に並びました。

また、この試合で通算184勝目を挙げ、史上25人目の通算200勝まであと"16勝"としました。

▽以下、石川投手の主なヒーローインタビュー

――偉大な記録(22年連続勝利)に並んだ今の気持ちは？

「一人で達成できる記録ではないので、家族に感謝したいですし、携わってくれた人、ファンのみなさんに感謝したい」

――22年間活躍できている要因は？

「必死でしっかりとした準備をするのを心がけています」

――今日の勝利で184個目の勝利となりましたが？

「ひとつひとつの積み重ねですけど、ひとつ勝つことの難しさを分かっているので今日の勝利は次につながる勝利だと思います」

――野手陣の奮闘をどう見ていたか？

「何とかしてあげたいという気持ちは伝わってきたので、僕もそれにつられて中村(悠平選手)のナイスリードに助けられてピッチングすることができました」

――若手選手が増えてきたが、どんな存在としてチームに貢献していきたいですか？

「長くやらせていただいていますけども、チームの戦力となってチームの勝利に貢献したいという思いが強いです。グラウンドに出ると年齢関係ないので何とか結果で引っ張っていけるように頑張りたいと思います」

――どんなシーズンにしていきたいか？

「何年やりたいという気持ちではなく、目の前の試合を必死にやってきた結果が22年目なので今日の勝利におごることなく次の勝利に向かってしっかり準備していきたいと思います」

――ファンのみなさんへメッセージを

「シーズンまだまだ長いですけども、スワローズらしい戦いをして優勝目指して一戦一戦頑張りたいと思います」