プロ野球・阪神の村上頌樹投手が3・4月の月間MVPを受賞しました。

村上投手は3・4月の4試合に登板し、2勝0敗、奪三振23、防御率は驚異の0.00を記録しました。

圧巻だったのは4月12日に行われた巨人との一戦でした。今季初の先発登板となった村上投手は7回を投げ、巨人打線にランナーを1人も許さない完全投球を披露します。また次の登板では中日を相手に2安打完封でプロ初勝利をあげるなど、4試合25回を投げ失点は『0』でした。

村上投手は会見で「まさか(MVPを)取れるというか、そんなことを思ってシーズン開幕してなかったので、本当にうれしいです。先制点を許さないことを一番意識してやっていて、点を取ってもらったら、それ以上取られないようにという意識で投げているので、無失点っていうのはこだわってはなかったです」と本音を明かしました。

今後については「チームが勝てるピッチングをしたいというのが一番です。二桁(勝利)を取れるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語りました。

阪神からの受賞者は、昨年7月に受賞した西勇輝投手以来です。