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“いきなり五輪新”女子団体パシュート 高木美帆「まずほっとしている」

2022年2月12日 19:46
“いきなり五輪新”女子団体パシュート 高木美帆「まずほっとしている」
五輪新を更新し1位で準決勝進出を決めた団体パシュート・髙木菜那選手、髙木美帆選手、佐藤綾乃選手 (写真:松尾/アフロスポーツ)
北京五輪・大会9日目(2月12日)、スピードスケート・女子団体パシュート準々決勝

スピードスケート・女子団体パシュート準々決勝が行われ、高木菜那選手、高木美帆選手、佐藤綾乃選手が登場しました。

一組目で中国と滑走した日本は2分53秒61でゴール。平昌五輪で日本が記録したオリンピックレコードを更新して1位となり、準決勝進出を決めました。

最終組に登場した強豪カナダから1位を守り切ると、佐藤綾乃選手が力強くガッツポーズする場面も。

女子団体パシュートの準決勝は15日に行われ、ROCと対戦します。

【準々決勝進出のチーム】
1位 日本   2分53秒61 五輪新
2位 カナダ  2分53秒97
3位 オランダ 2分57秒26
4位 ROC   2分57秒66

◆以下、女子団体パシュート日本代表の主なコメント

――オリンピック新記録で準決勝進出を決めた日本チーム。いきなり平昌の記録を抜いたこの初戦を振り返ってください。

◇高木美帆選手
「そうですね。まだ評価することは難しいところがあるんですけど、それでも順当に進められたのはまずほっとしている気持ちです」

――この世界一と称される隊列、作戦面などいろいろ試す部分もあったかと思いますが、手応えはいかがですか?

◇佐藤綾乃選手
「今年から今日始まるまで、本当にいろいろな作戦を練って練って、試してみてうまくいったものもありましたし、うまくいかなかったものもあったんですけど、今日は隊列もそうなんですけど、とにかく予選1位通過をすることが私たちの目標だったので、まずはそこをしっかり達成できて、予選でのベストのレースはできたんじゃないかなと思います」

――3日後の連覇に向けて準決勝、決勝が待っています。

◇高木菜那選手
「カナダとわずかしか差がないというところで、自分たちも結構出し切ったレースをしての差なので、やっぱりまだまだ改善点があると思うのでそこを見つけていきながら、次のレースにつなげていけたらいいなと思います」