【東京マラソン】西山雄介が涙の9位 日本選手で初めて五輪連覇のキプチョゲに先着
日本人トップでフィニッシュした西山雄介選手(C)東京マラソン財団
◇東京マラソン2024(3日、東京都庁~東京駅前=42.195キロ)
パリ五輪日本代表選考を兼ねる東京マラソンが3日に号砲。西山雄介選手(トヨタ自動車)が、2時間6分31秒で日本選手トップの9位でフィニッシュに入り、10位で続いたケニアのエリウド・キプチョゲ選手に、日本選手で初めて先着しました。
WA(世界陸連)によるとキプチョゲ選手は、2013年にマラソンデビューして以来、過去21戦18勝。リオ、東京五輪と連覇も達成した39歳のレジェンドは、東京マラソンの大会記録を保持し、優勝候補に挙げられていました。
この日はスタート直後から世界記録を上回るレースで、日本勢の先頭集団と分断。ハイペースにキプチョゲ選手は、20キロ手前で遅れます。
一方、パリ五輪選考の重圧がかかる中で、西山選手は20キロ手前に転倒するアクシデント。それでも粘りの走りで33キロ過ぎに日本選手の先頭へ立つと、34.5キロ付近でキプチョゲ選手を抜き去ります。パリの切符をつかむための2時間5分50秒の記録には届きませんでしたが、粘りの走りで日本選手トップでフィニッシュ。
五輪出場を逃し涙を流した西山選手でしたが、マラソン界のレジェンドに日本選手が初めて先着するレースとなりました。
▽主な結果
優勝 2:02:16 ベンソン・キプルト(ケニア)※大会新
2位 2:02:55 ティモシー・キプラガト(ケニア)
3位 2:04:18 ヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ
9位 2:06:31 西山雄介(トヨタ自動車)※日本選手トップ、自己ベスト
10位 2:06:50 エリウド・キプチョゲ(ケニア)
パリ五輪日本代表選考を兼ねる東京マラソンが3日に号砲。西山雄介選手(トヨタ自動車)が、2時間6分31秒で日本選手トップの9位でフィニッシュに入り、10位で続いたケニアのエリウド・キプチョゲ選手に、日本選手で初めて先着しました。
WA(世界陸連)によるとキプチョゲ選手は、2013年にマラソンデビューして以来、過去21戦18勝。リオ、東京五輪と連覇も達成した39歳のレジェンドは、東京マラソンの大会記録を保持し、優勝候補に挙げられていました。
この日はスタート直後から世界記録を上回るレースで、日本勢の先頭集団と分断。ハイペースにキプチョゲ選手は、20キロ手前で遅れます。
一方、パリ五輪選考の重圧がかかる中で、西山選手は20キロ手前に転倒するアクシデント。それでも粘りの走りで33キロ過ぎに日本選手の先頭へ立つと、34.5キロ付近でキプチョゲ選手を抜き去ります。パリの切符をつかむための2時間5分50秒の記録には届きませんでしたが、粘りの走りで日本選手トップでフィニッシュ。
五輪出場を逃し涙を流した西山選手でしたが、マラソン界のレジェンドに日本選手が初めて先着するレースとなりました。
▽主な結果
優勝 2:02:16 ベンソン・キプルト(ケニア)※大会新
2位 2:02:55 ティモシー・キプラガト(ケニア)
3位 2:04:18 ヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ
9位 2:06:31 西山雄介(トヨタ自動車)※日本選手トップ、自己ベスト
10位 2:06:50 エリウド・キプチョゲ(ケニア)