水泳の池江璃花子選手や本多灯選手らが現地26日、本会場で練習を行いました。30代で唯一、代表となった鈴木聡美選手が自身の状態を話しました。

ロンドンオリンピックで女子200m平泳ぎ・銀メダル、女子100m平泳ぎ・銅メダルなど3つのメダルを獲得した鈴木選手。33歳のベテランが3大会ぶりにメダルを狙います。

「雰囲気を感じると緊張感が増してきます。会場自体がすごく広いので練習中上を見ると色が暗かったり、逆にライトアップの演出が気になります」と会場の印象を話しました。

泳ぎに関しては「切れが出てくるようになった。切れがよくなった故のタイムのずれだったりに戸惑いはある。100mでスピード出そうとすると力む。うまく取り払ってリラックスしながらもポイントポイントでしっかり力を出せるような、メリハリがある泳ぎを明日までで調整できればと思う」と意気込みました。

「体が動いてきたのでワクワクした気持ちもあって楽しめるパリオリンピックかなと思います。コンディションもうまく整えられている。若干の不安というかちゃんと泳げるかなという心配性なところもありますが自己記録を目指して、メダルを目指していきたい」と話しました。

鈴木選手が出場する女子100m平泳ぎは28日、女子200m平泳ぎは31日に予選が行われます。