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全日本大学女子駅伝の注目は? エース区間には拓殖大の不破聖衣来ら10000m学生歴代10傑から3人 名城大の6区谷本七星は史上4人目の快挙なるか

2024年10月27日 8:45
全日本大学女子駅伝の注目は? エース区間には拓殖大の不破聖衣来ら10000m学生歴代10傑から3人 名城大の6区谷本七星は史上4人目の快挙なるか
大東文化大のサラ・ワンジル選手、拓殖大の不破聖衣来選手、日本体育大の山崎りさ選手(写真:アフロ)
◇第42回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(27日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着=全6区間 38.0キロ)

全日本大学女子駅伝が27日、午後0時10分に号砲。オープン参加の東北学連選抜を入れた、全26チームが杜の都を駆け抜けます。26日に区間エントリーが発表され、注目ランナーたちの区間配置が決まりました。

■学生トップランナー集結のエース区間

最長9.2キロの5区には、大東文化大学2年生のサラ・ワンジル選手、拓殖大4年の不破聖衣来選手、日本体育大学4年生の山崎りさ選手ら各大学のエースが登録されました。

10000メートルの持ちタイムでは、不破選手が30分45秒21で学生歴代1位で日本歴代3位。ワンジル選手が31分46秒17で学生歴代6位、山崎選手が31分50秒13で学生歴代9位と続きます。

ケガで昨季はレースの出場がなかった不破選手は、これが2年ぶりの全日本。3年前の1年生のときは28分00秒と当時の記録を1分以上塗り替える区間新記録を打ち立てました。ワンジル選手は前回大会5区で29分20秒で区間賞を獲得。ワンジル選手に次ぐ区間2位が山崎選手でした。山崎選手は4年間、全日本で区間上位の走りをみせていますが、4年目で初の区間賞を目指します。さらに8連覇を目指す名城大学から、3年生の原田紗希選手が2年連続5区へ。トップランナーの戦いに注目です。

▽10000m 学生歴代10傑(樹立当時の学年)
30.45.21 不破聖衣来 (拓殖大1年・2021.12)
31.22.34 小林成美 (名城大3年・2021.7)
31.30.92 吉本ひかり (佛教大3年・2010.4)
31.37.88 鈴木優花 (大東大2年・2019.12)
31.39.86 加世田梨花 (名城大4年・2020.12)
31.46.17 サラ・ワンジル (大東大1年・2023.7)
31.47.76 木村泰子 (京産大2年・1995.6)
31.47.82 藤永佳子 (筑波大2年・2001.4)
31.50.13 山崎りさ (日体大3年・2023.12)
31.50.17 関谷夏希 (大東大3年・2018.12)
今大会も注目されるのが常勝・名城大学。全日本は2017年から7連覇中です。12月に開催される富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)も2018年から連覇を続けている、まさに絶対的女王です。

そんなチームをキャプテンとして率いるのは、4年生の谷本七星選手。1年生のときは4区(4.8キロ)でデビューし、区間新記録をマーク。2年生は同じ4区で再び自身の記録を塗り替え、前回はアンカー6区(7.6キロ)を走り、2位と15秒差のトップで受け取りましたが、トップを死守。3年連続の区間賞に輝きました。

名城大学8連覇とともに期待されるのが、4年連続区間賞の栄誉。達成すれば赤羽有紀子さんら史上4人目の偉業となります。

▽4年連続区間賞
赤羽有紀子 城西大学(1998~2001年)
小島一恵 立命館大学(2006~2009年)
藪下明音 立命館大学(2010~2013年)
最終更新日:2024年10月27日 8:45
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