◇プロ野球セ・リーグ　DeNA3ー2阪神（29日、甲子園球場）

阪神の西勇輝投手とDeNA今永昇太投手、両軍先発がいずれも7回無失点の好投を見せましたが、どちらにも勝ち星はつきませんでした。

阪神の先発は6月27日以来の6勝目を目指す西勇輝投手。初回をわずか9球で抑えると、勢いそのままに7回まで、DeNA打線に2塁を踏ませません。7回を投げきり94球、被安打3無失点の好投を見せましたが、打線の援護がなく、勝ち投手の権利をもたないままマウンドを降りました。

DeNAの先発は約1か月勝利のないエース今永昇太投手。何度も得点圏にランナーを背負いながらも、要所を締めるピッチングで、7回136球、被安打3、無失点という力投を見せますが、こちらも打線の援護なく勝ち負けはつきませんでした。

西勇投手、今永投手がいずれも7回無失点の好投を見せる投手戦。8回から試合は大きく動き、8回に阪神が2得点するも、9回DeNAが2本のホームランで逆転勝ちしています。