5月に開催されるアクションスポーツの最高峰"エックスゲームズ千葉2023"に向けて17日、スケートボード男子パークの永原悠路選手が単独インタビューに応じ、意気込みを語りました。

前回大会では4位と日本人初の入賞を果たした永原選手。エックスゲームズの印象については「本当に子どもの頃から憧れの舞台で、またあの舞台に立てるというのはすごくうれしく思っています。実力はもちろん、本当にスケーターとしてかっこいい、勝つだけじゃない、自分を表現できる人、自分のスタイルを出し切れる人が出続けてるイメージなので、そういうところに自分も呼ばれるというのはすごくうれしい」

前回大会では柵から飛び降りて滑り出すなど、他の選手がやらないパフォーマンスで会場を沸かした永原選手、大会後は反響もあったそうで「インスタグラムのフォロワーが8000人とか増えましたね。普通表彰台に乗らないとドカンと増えないですけど、自分はちょっとハッチャケすぎたのかな。柵から飛び降りたりとか、そういうのが反響につながったかなと思います」

そうした背景には自身の滑りのスタイルが。「やっぱり人と何か違うところを使ってみたいって毎回思っている。昔からそういうとこをやりたがるんですけど。怖さがある場所だからやるんですよね。怖くない場所攻めてもみんなやるだろうみたいな。勝ちには行くんですけど会場を盛り上げたい」

自身のスタイルを貫くことを大事にしている永原選手。インタビューの前日には日本のトップ選手が出場する大会、日本オープンで2連覇を飾るなど現在国内大会3連勝中、今大会では前回大会を上回る成績にも期待がかかります。「去年よりは自信を持っていけるかなと。まだ誰もとったことのないメダルをとりたいと思っているので、3位以内の表彰台目指して頑張ります」