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13者連続奪三振でMLB新記録のエストラーダ 直近5試合は打者21人に18奪三振 シーズン防御率は『0.55』

2024年5月29日 16:02
13者連続奪三振でMLB新記録のエストラーダ 直近5試合は打者21人に18奪三振 シーズン防御率は『0.55』
エストラーダ投手(写真:AP/アフロ)
MLBナ・リーグ パドレス 4-0 マーリンズ(日本時間29日、ペトコ・パーク)

パドレスのエストラーダ投手が3試合にわたり、13者連続奪三振をマークし、MLB新記録を樹立しました。

ここではエストラーダ投手の直近5試合を振り返ります。

今季7試合目の登板となった18日のブレーブス戦では、2点リードの9回にクローザーとして登板。2者連続で三振を奪った後、2アウトから9番のショート選手に対して、フルカウントの7球目、ストレートで空振り三振を奪い、3者連続奪三振をマーク。

続く8試合目の21日ブレーブス戦では、一挙4得点を挙げ逆転した8回裏に登板。先頭打者をショートゴロに打ち取ると、そこから2者連続で三振を奪いました。

さらに、9試合目の24日レッズ戦は同僚・松井裕樹投手と交代した8回から登板。先頭打者をセンターフライに抑えますが、1アウトから5番ステア選手に4球目のスプリットをレフトへはじき返され、直近5試合で唯一のヒットを許します。それでもその後は圧巻の投球。1塁にランナーを背負いながら、2者連続で空振り三振を奪うと、回またぎで同点の9回にもあがり、3者連続奪三振。すると、延長10回にチームが2得点を挙げ、勝利投手となりました。

5者連続奪三振の勢いそのまま、前回27日ヤンキース戦では、先発マスグローブ投手が1点を失った直後の6回途中にチーム2番手として登板。1アウト、2塁の場面でいきなりの登板でしたが、難なく2者連続で三振を奪いピンチを切り抜けると、6回パドレスの攻撃で一挙4得点を挙げ逆転。回またぎで上がった7回には3者連続空振り三振にきって取り、2試合連続で勝ち星を挙げました。

そして、迎えた29日のマーリンズ戦。4点リードの9回からマウンドに上がると、3者連続奪三振。3試合にわたり、13打席連続奪三振をマークし、1961年の拡張時代以降、MLB最長記録を樹立しました。

エストラーダ投手は今季リリーフとして12試合に登板し、2勝0敗3ホールド1セーブ、防御率0.55(規定投球回未達)に加え、計28個の奪三振を奪い、奪三振率15.43という驚きの成績を残しています。
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