ウクライナの国内アマチュアボクシング王者のオレグ・プルドゥキー選手(30)がロシアによる軍事侵攻で死亡した52人目のアスリートとなったことが明らかになりました。

プルドゥキー選手はチェルカッスイ州の警察の特殊部隊に従事していて、地元警察の声明によりますと、22日にロシア軍との交戦で命を落としたということです。

今月20日に行われたIOC(国際オリンピック委員会)の総会で、ウクライナの五輪委員会のセルゲイ・ブブカ会長がロシアによる軍事侵攻でこれまでにウクライナのアスリート51人が死亡したという報告を行っていました。

52人目となったプルドゥキー選手が亡くなったのはその2日後でした。

ブブカ会長はウクライナから国外に避難しているアスリートをIOCのバッハ会長とともに訪問するなどして、今後のサポートを続けていくとしています。