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20歳の快進撃がストップ 望月慎太郎がジャパンOP準決勝で敗退 勝者の元世界14位は「すばらしいテニスをする」と絶賛

2023年10月21日 19:27
20歳の快進撃がストップ 望月慎太郎がジャパンOP準決勝で敗退 勝者の元世界14位は「すばらしいテニスをする」と絶賛
ジャパンOPシングルス準決勝を戦う望月慎太郎選手(写真:アフロ)
◇男子テニス ATPツアー 木下グループ ジャパンオープンテニス2023 シングルス準決勝(21日、東京・有明コロシアム)

ワイルドカード(主催者推薦)で出場する男子テニス世界ランク215位の望月慎太郎選手は、同50位のカラツェフ選手に0-2(3-6、4-6)のストレート負け。快進撃はベスト4で止まりました。

カラツェフ選手はこれまでツアー3勝。2021年には全豪オープンで準決勝へ進むなど、昨年2月にはキャリアハイとなる世界ランク14位にもなった実力者です。

第1セット、互いにサーブをキープする展開の中で、第6ゲーム30-40とブレークポイントを握られたタイミングで、降雨のため20分ほど試合が中断。再開後のポイントを落とすと、この1ブレークが響き3-6でセットを奪われます。

第2セット、サーブアンドボレーなどで積極的に攻める望月選手でしたが、第5ゲームで先にブレークを許す展開。対するカラツェフ選手も勝負所で豪快サーブを決めて主導権を握らせません。迎えた第10ゲーム、最後は望月選手のボールがオーバー。各セット1ブレークを返すことができませんでした。

それでもコートを去る際には、観客から大きな拍手が送られ、勝ったカラチェフ選手からは「信じられないようなすばらしいテニスをする」と望月選手をたたえています。

今大会20歳の望月選手は、1回戦でATPツアー大会初勝利。さらに2回戦で大会第1シード、世界ランク10位のフリッツ選手(アメリカ)に逆転勝利し、大金星を挙げるなど、ベスト4に進む快進撃をみせました。

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