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【箱根駅伝予選会】新留学生ゴッドフリー擁する駿河台大 初出場からの連続出場なるか

2022年10月11日 14:46
【箱根駅伝予選会】新留学生ゴッドフリー擁する駿河台大 初出場からの連続出場なるか
今季主将の清野選手(4年)は前回1区17位。連続出場なるか(写真:アフロ)
◇第99回箱根駅伝予選会(10月15日、東京都立川市)

徳本一善監督のもと、初陣となった前回の箱根駅伝は、1区に清野太成選手(当時3年)、2区にジェームズ・ブヌカ選手(当時4年)、3区に町田康誠選手(当時3年)と主力を序盤に並べましたが、ブヌカ選手が区間19位に終わるなど、流れに乗ることができませんでした。

それでも4区には31歳で中学教諭を休職中の今井隆生選手(当時4年)が登場し、元教え子の永井竜二選手(当時3年)にタスキを繋ぐという感動的な場面も。

復路では、小泉謙選手(当時3年)が区間3位と好走すると、アンカーの阪本大貴選手(当時4年)も区間7位と好走。初出場ながら繰り上げスタートなく1本のタスキを繋ぎきり、総合19位でレースを終えました。

【今シーズンここまで】

6月の全日本大学駅伝関東地区選考会では、日本選手でエース格の清野選手、町田選手(ともに4年)が振るわず13位。8位だった昨年度に比べれば、前半戦の勢いはやや物足りなく映ります。

一方で、大崩れしない選手が多かったのは収穫で、新留学生のムサンガ・ゴッドフリー選手(1年)が、同選考会で4組4着と好走だったのも好材料でした。

【前回の予選会】

前回は5km通過の暫定順位が7位、10km通過が5位と、前半から積極的に飛ばす作戦が的中。15kmでは10位まで後退したものの、最後はなんとか踏みとどまり、8位で箱根駅伝初出場を決めました。

ブヌカ選手が全体6位で貯金をもたらし、清野選手が54位、町田選手が85位、新山舜心選手(当時2年)が86位、田尻健選手(当時4年)が99位と、日本選手も奮闘しました。

【注目選手】

◆清野太成選手(4年)
今季はチームの主将を務めています。スピードがあり、3年時の関東インカレ1部1500mでは8位入賞。今季は7月のホクレンDCで5000mの自己記録(14分02秒71)をマークしました。

◆町田康誠選手(4年)
前回箱根駅伝では3区12位。10000mはチームトップタイムの28分39秒82を持っています。

◆ムサンガ・ゴッドフリー選手(1年)
関東インカレ1部5000mでは2位。全日本関東地区選考会は4組4着、ホクレンDC千歳大会では5000mで13分35秒56の自己ベストと、快走を見せています。

【予選会のポイント】

即戦力として活躍している東泉大河選手(1年)、全日本選考会で好走した藤井空大選手(1年)がエントリーから外れましたが、前回の箱根駅伝経験者らは順当にエントリーされました。1年生が複数名エントリーされましたが、課題だった全体的な底上げが進んでいれば連続出場が見えてきます。

法政大学時代に「異端児」とも言われた徳本監督の作戦にも注目です。

第99回箱根駅伝予選会
■日本テレビ地上波(関東地区ほか)生中継
10月15日(土)9:25~11:25 ※TVerでもライブ配信

■BS日テレ(録画放送)
10月15日(土)午後7時~午後9時

■日テレジータス特別編
10月21日(金)午後7時半~午後10時

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