日本ゴルフトーナメント振興協会が、「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」、「GTPA特別表彰」に選出された選手を発表しました。

「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」に選出されたのは男子ゴルフの中島啓太選手と女子ゴルフの櫻井心那選手。

現在23歳の中島選手は昨年アマチュア世界一の選手に贈られる「マコーマックメダル」を2年連続で受賞。プロ転向2年目の今季は3勝を挙げ、松山英樹選手以来となるルーキーイヤーでの賞金王に輝くなどの活躍を見せました。

一方女子では、現在19歳の櫻井選手が受賞。レギュラーツアーに本格参戦した今季、250ヤードを超えるドライバーを武器に史上3人目となる10代で4勝を挙げる活躍を見せました。

「GTPA特別表彰」にはイ・ボミ選手と杉浦悠太選手が選出されました。

イ・ボミ選手は惜しまれながらも今季で国内ツアーからの引退を発表。2015年に計7度の優勝で国内男女両ツアー史上最高賞金額を獲得し初の賞金女王に輝きました。また、日本語での対応やファンとの積極的な交流などで、多くの人々から愛され『スマイル・キャンディ』の愛称で親しまれてきました。長きにわたる活躍と人気で日本ゴルフ界を盛り上げたとして受賞に至りました。

杉浦選手はレギュラーツアー「ダンロップフェニックストーナメント」に唯一のアマチュア選手として出場し、ツアー史上7人目となるアマチュア優勝を達成した点が評価され受賞に至りました。

過去には、男子ではメジャー大会のマスターズで優勝した松山英樹選手や女子で全英オープンを制した渋野日向子選手らが受賞しています。