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坂本花織“ワリエワ騒動”に「どうなるんだろう…」4年後の成長へ「大技も練習」zero有働キャスターが取材

2022年2月19日 16:38
坂本花織“ワリエワ騒動”に「どうなるんだろう…」4年後の成長へ「大技も練習」zero有働キャスターが取材
news zero有働由美子キャスターの取材に応じた坂本花織選手(18日の放送より)

北京五輪のフィギュアスケート・女子シングルで銅メダルを獲得した坂本花織選手(21)が18日、日本テレビ「news zero」有働由美子キャスターからの取材に応じました。

坂本選手は、銅メダルを獲得した喜びを笑顔で語るとともに“ワリエワ騒動”にも言及しました。そして、ともに北京五輪に出場した同学年で同い年の樋口新葉選手(21)とのエピソードも明かしました。

■メダルをかけられ「うれしさ爆発」

有働キャスター
「メダルをかけて表彰台に上がったときはどのような気持ちでしたか?」

坂本選手
「3位に決まった瞬間より、今はもう何倍もうれしさが増していて、爆発しそうです」

有働キャスター
「表彰台の上で何回も飛び跳ねているのが印象的でした。爆発していましたか?」

坂本選手
「爆発してました」

■カミラ・ワリエワ選手の“ドーピング騒動”の影響は?

有働キャスター
「今回、ワリエワ選手の騒動もあって異様な中で行われたと思いますが、選手としてやりにくさは感じられましたか?」

坂本選手
「騒動が起こってからすぐは、『女子はどうなるんだろう…』というのがありました。でも普通に競技をやると決まったときに、その騒動は頭から外して、自分の今できるベストのことをやるだけだなと思って、それに切り替えて集中しました」

有働キャスター
「切り替えるために心掛けたことはありますか?」

坂本選手
「大舞台に向けて日本で多く練習してきたので、その努力が無駄にならないようにと思って日々過ごしてきました」

■4回転や3回転半はなくとも“磨いた技術”

有働キャスター
「ROC(ロシアオリンピック委員会)勢が、4回転ジャンプなどを入れてくる中で、これだけは譲れない、こだわってがんばったところはどこですか?」

坂本選手
「ジャンプの飛距離やジャンプをおりてからの流れは誰にも負けないと思っています」

有働キャスター
「それは本番のリンクでも出せましたか?」

坂本選手
「今回、緊張はけっこうあったんですけど、その中でも練習をしてきたものが試合でできたので、すごく満足しています」

■同い年の樋口新葉選手の存在

有働キャスター
「樋口新葉選手と仲良く話される姿が印象的でした。関係性と、大会中はどんな話をしましたか?」

坂本選手
「新葉とは小学生の頃から戦ってきて、4年前は(五輪出場で)分かれてしまったんですけど、今回一緒に行けて心の底からうれしかったです。団体戦で一緒にメダルをとれたというのが本当にうれしいことでした。新葉は今回初めてで、すごく緊張してて。部屋でも緊張して『どうしよう、どうしよう』と言ってたんですけど、とりあえず思うことを全部はき出して、あとは楽しいことをして気を紛らわせて、ずっと一緒に過ごしてきました」

有働キャスター
「楽しいこととは何をしていたんですか?」

坂本選手
「スピーカーとプロジェクターが一緒になっているのを持ってきていたので、一緒にジブリを見てました」

■エキシビション、4年後への決意

有働キャスター
「エキシビションではどんな演技をしたいですか?」

坂本選手
「メダリストとして恥ずかしくない演技をしたいと思っています」

有働キャスター
「4年後、どういう進化を見せたいですか?」

坂本選手
「この4年間は自分ができることを精いっぱいして、大技がなくても上にいけるんだというスタイルでやってきたので、次の4年間はちょっとずつ、今までの4年より成長しないといけないので、大技も練習していきたいと思います」