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【阪神】10勝到達の大竹耕太郎「ピンチをつくっても遊び心を持って」球場どよめかせる80キロの台の変化球を投げたワケ

2023年9月10日 8:40
【阪神】10勝到達の大竹耕太郎「ピンチをつくっても遊び心を持って」球場どよめかせる80キロの台の変化球を投げたワケ
阪神・大竹耕太郎投手
プロ野球セ・リーグ 阪神5-1広島(9日、甲子園球場)

阪神は9日の広島戦で、大竹耕太郎投手が7回途中1失点の好投で10勝目。ヒーローインタビューでは「ここまで野手の皆さんや(坂本)誠志郎さんのリードに助けられてここまで来てるのでそれに対する感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語りました。

対広島4勝無敗と相性のいい大竹投手は6回まで2塁を踏ませない完璧なピッチング。この日も抜群のコントロールは健在で7回途中を5安打無四球1失点(自責点0)に抑えました。

7回には広島のマクブルーム選手に対し80キロ台のチェンジアップを連投し球場がどよめく場面も。これには「前回登板では大事なところでホームランを打たれて、遊び心がなかったと思った。きょうはピンチをつくっても遊び心を持って投げたいと思っていた」と明かしました。

また、2回にはチャンスでバントの構えからバスターを成功させレフトの頭を越えるタイムリーツーベースヒットを放ち自らを援護。プロ入り後初となる長打に「ゲッツーだけは打たないように。外野フライでいいやと思って打った。(感触は)最高の気持ちよさでした」と笑みがこぼれました。

今季、ソフトバンクから加入した大竹投手は昨季までの自己最高の5勝を大きく上回る10勝を記録。ここまでの自身の活躍について問われると「最後までちゃんと1軍でなげた経験がない。今年は意地でも“アレ”(優勝)するまで1軍に居続けるという気持ちでやってます」と振り返りました。

2位・広島との直接対決を制し、優勝マジックを『7』とした阪神。首位攻防3戦目はこちらも二桁勝利のかかる伊藤将司投手が先発します。大竹投手は「あすは将司が10勝目をしてくれると思う。“アレ”に向けて皆さんで頑張っていきましょう」と球場に押しかけた阪神ファンをわかせました。
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