プロ野球・広島の新井貴浩新監督が14日、宮崎・日南市で行われている秋季キャンプに合流しました。グラウンドに入ると選手たちを集め、「お前たちが思っているより、俺はお前たちみんなを期待しているから」と、発破をかけました。

選手たちとの会話中には笑顔を見せた新井監督。ブルペンに姿を現すと、真剣な表情で投手陣のピッチングを視察。守護神・栗林良吏投手の投球にうなずく場面もありました。

新指揮官の前で投球練習した栗林投手は「新井さんが見ていたので、変化球も全部投げましたし、自分の中で出せるもの出せた」と、話しました。

その後は紅白戦も視察し、「今日初めて合流してみんなのいい顔が見れた。（紅白戦で）結果が出た選手、出なかった選手、もちろんいるんですけど、総じてみんないい反応、アプローチをしてるな、よく体動いているなという印象でした」と、振り返りました。

21日まで続く広島の秋季キャンプ。新井監督は選手たちへ「練習に対する姿勢を見ても一生懸命やっていますし、今の1日1日を大切にして、最後までけがなくやりきってくれたらいいなと思っています」と、コメントしました。