◇プロ野球セ・リーグ　広島 1－0 阪神（11日、甲子園）

1勝1敗で迎えたカード3戦目は、両先発の好投が光りました。

広島先発の大瀬良大地投手は7回被安打4で無失点。一方の阪神は西勇輝投手が8回被安打5での無失点。両先発ともに1つの四球も出さず、均衡状態は8回まで続きます。

スコアボードが動いたのは、9回表広島の攻撃。この回から阪神は2番手でゲラ投手を起用。広島は先頭打者の小園海斗選手がヒットで出塁。4番堂林翔太選手が送りバントを決めて、得点圏にランナーを進めます。2アウトとなり、6番田村俊介選手が 3球目155キロのストレートをはじき返すと、打球はセンターオーバーのタイムリー3塁打。塁上でガッツポーズを見せる田村選手に、新井貴浩監督は拍手を送りました。

阪神打線は9回裏の攻撃は、広島の守護神・栗林良吏投手の前に三者凡退。4月初の無得点で完封負け、広島との3連戦は負け越しとなりました。