プロ野球・オリックスは9日、中嶋聡監督の来季続投を発表しました。

中嶋監督は20年のシーズン途中、退任した西村徳文監督に代わり2軍監督から監督代行に就任。そして、この年のシーズンオフに監督に正式就任しました。

21年は11年ぶりにセ・パ交流戦で優勝を飾ると、シーズン70勝を挙げ96年以来のリーグ優勝にも導きます。さらに翌年、前年を上回る76勝を挙げ連覇を果たすと日本一にも輝き正力松太郎賞を受賞。

3年目の今季は就任以来最高となる86勝を挙げ2位に15ゲーム差以上をつける独走でリーグ3連覇を達成。そして、シーズン最終戦となった9日の試合後に続投が発表されました。

湊通夫球団社長は「来季も中嶋聡監督に引き続きチームの指揮をとっていただくことを要請し快諾いただきましたので、公式戦の全日程が終了した本日、正式に発表させていただきます。『リーグ三連覇を目指す』とシーズン前に公言された中嶋監督。有言実行を見事に達成され、来年も監督としてさらに進化を続けるチームを率いていただけることとなり、とても嬉しく思います。『本当に良いチームにしたい』という中嶋監督の熱い思いに応えられるようフロントとしてもしっかりサポートしてまいります」とコメントを発表しています。