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佐々木麟太郎が背番号「3」を選んだワケ 「記憶にも残る」偉大な選手がつけていた番号

2024年2月20日 17:01
佐々木麟太郎が背番号「3」を選んだワケ 「記憶にも残る」偉大な選手がつけていた番号
花巻東高校の佐々木麟太郎選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
高校歴代最多本塁打の花巻東高校・佐々木麟太郎選手は20日、取材に応じ、スタンフォード大学で付ける背番号「3」への思いを明かしました。

会見で背番号「3」を選んだ理由を問われた佐々木選手は、大学からは「3」「17」「25」番の選択肢を提示されたと言い、3つの候補の中から熟考したことを明かしました。

佐々木選手にとって「17」は花巻東高校の先輩である菊池雄星投手がかつて背負っていたり、大谷翔平選手が現在つけていたりする番号であり、自身も身につけていた番号。「花巻東高校としても格別な番号で非常に特別な思い」と思い入れを語りました。

さらに「25」についても、「小さい頃から理想として掲げていたバリー・ボンズ選手がつけていた番号ということで思い入れがあった。最後の選択肢のなかに残していたんですけど」と背番号選びに悩んだという佐々木選手。

その中で「3」を選んだ理由について、「『3』という数字にこだわって決めた理由は『3=長嶋茂雄』さんがすごく頭のなかで印象が浮かんでいた」と明かしました。つづけて「プロ野球界での記録だけではなく記憶にも残る偉大な長嶋茂雄選手がつけていた番号というのは強い印象と自分が『3』をつけてプレーできる喜びのイメージが頭の中に残ったので、大学と話し合って決めさせていただきました」と話し、長嶋茂雄巨人終身名誉監督への憧れと自身が高校でも身につけていた「3」を大学でも背負っていくことへの決意を語りました。