◇プロ野球　日本ハム春季キャンプ練習試合　日本ハム11-2キューバ代表(17日、沖縄)

17日、日本ハムはWBCキューバ代表と練習試合を行い、先発マウンドに上がった吉田輝星投手が3回を投げて無失点に抑えました。

吉田投手は初回、元ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル選手から三振を奪うなと三者凡退に抑えて上々の立ち上がりを見せます。続く2回には、こちらも元ソフトバンク、4番のアルフレド・デスパイネ選手をショートゴロ。今季から同じ日本ハムでプレーをする6番のアリエル・マルティネス選手をセンターフライに抑えこの回も三者凡退に抑えます。

3回、2アウトから吉田投手のグラブをはじく内野安打で出塁を許しましたが、続く打者をファーストゴロに抑えて3アウト。吉田投手はこの回にマウンドを降り、3回を投げて1安打無失点の好投を見せました。

登板を終え、吉田投手は「このキャンプでは、ファーストストライクをしっかり取って、自分の有利なカウントで進めることが一つの課題。そこはほとんどのバッターでできていると思うのでよかったです」と納得の表情を見せつつも「フォークや(カウントを)追い込みにかかる変化球が甘く入った。変化球はもっと精度を高めていきたいなと思います」とこの日の投球を振り返りました。

23日からのオープン戦を控え、先発への思いについて問われると「(この日登板して)先発の方が気持ち的には、よっしゃいくぞという気持ちになった。先発できるように調整していきたいと思います」と先発投手への意欲を示しました。