プロ野球・オリックスは17日、鈴木康平投手と巨人・廣岡大志選手のトレードが成立したことを発表しました。

巨人に移籍する29歳の鈴木投手は、17年ドラフト2位でオリックスに入団。2年目に先発で4勝、21年には主に中継ぎで34試合に登板しリーグ優勝に貢献。連覇した昨季は、前年を下回る14試合登板で防御率6.75と成績が振るいませんでした。今季からは登板がありませんでした。

入団時、チームメートに同じ読み方の「鈴木昂平」選手（現・育成コーチ）が所属していたため、登録名を“K-鈴木”としていましたが、今季からは登録名を“鈴木康平”に変更していました。

鈴木投手は「今はただただ驚いているということが、率直な気持ちです。ここまで思うような結果を残せず、チームが優勝していく中で貢献できていなかったことが本当に悔しいですし、球団関係者の皆さんや応援していただいている方々に申し訳ない気持ちです。新天地で活躍している姿を見ていただけることが恩返しになると思いますので、今まで以上に頑張っていきたいと思います」とコメントしています。

◆鈴木康平投手 通算成績
79試合 5勝9敗2セーブ5ホールド 防御率4.86